モバイル創生プランとは2014年の秋に総務省から発表された
これからのモバイルを活用した政策となります。
モバイル創生プランの発表が格安スマホの登場を
促進したといっても過言ではないのかもしれません。
モバイル創生プラン
こちらがモバイル創生プランの基本方針です。
モバイルは我が国創生の切り札の一つ
現在はスマートフォンや携帯電話の普及が
国民生活に必要不可欠となるサービスに普及し
さらに今後経済社会活動全体に広く浸透するにおいて
もっと自由に、身近に、高速で便利に利用できる環境づくりが必要
そして、モバイル創生プランを進めていくことで
我が国創生と国民負担(通信費)の軽減を目指す
こちらが、基本的なコンセプトとなっているわけです。
具体的な施策
自由に選べるモバイルサービスの推進
今までのスマートフォンはSIMがロックされていて
例えばドコモで契約すればドコモのSIMしか利用できませんでした。
そのSIMロックを解除することで端末を乗り換えることなく
他の事業者のサービスに乗り換えることができるようになります。
今あなたが使っているスマホはそのままで
SIMだけを差し替えて使えるようになるわけです。
SIMとは
SIMとは電話番号など固有の識別情報が記録されたICカード
Subscriber Identity Module Cardの略となります。
2015年5月以降に新しく発売される
スマートフォンやタブレットなどは
原則無料でSIMロックの解除が義務付けられています。
この点が、格安スマホおよび格安SIMが注目され
様々な業者が参入している理由だといえるでしょう。
モバイル高速化
次に、モバイルの更なる高速化という点では
スマートフォンでの動画視聴などが普及して
通信量も年々増えていることから
周波数帯域の利用状況もひっ迫しているため
スムーズな動画視聴や回線が混雑しているときでも
ストレスフリーな通信環境を実現するために
3.5GHz帯の割り当てが2015年度中に実施されます。
いわゆる第4世代、4Gのスタートだといえますが
速度的には1Gbpsまで高速化が計画されています。
1Gbpsの速度の目安を例えると2時間ものの映画DVDを
およそ30秒でダウンロードできるくらい高速のようですよ。
まとめ
以上が、総務省のモバイル創生プランの概要になりますが
私たちにとっては、スマートフォン、タブレットなどが
より安く、速く、便利に使えるようになれば嬉しいことです。
2020年には次世代通信5Gが立ち上がってきていますので
さらなる大容量高速通信が期待できますね。
格安スマホや格安SIMを上手に取り入れて
少しでも便利に、そして家計を節約したいところですね。