格安スマホの情報をインターネットで検索していたり
雑誌の記事など読んでいるとよく出てくるのがMVNOという言葉
MVNOとは仮想移動体通信事業者
正式には、Mobile Virtual Network Operatorといいます。
MVNOとは
MVNOを知るためにまずMNOの話から始めますが
MNOとは移動体通信事業者の事を指します。
正式には、Mobile Network Operatorとなります。
いわゆるキャリアと呼ばれる企業のことですね。
MNO4社
現在日本の携帯電話業界ではMNOが4社
・NTTドコモ
・au
・ソフトバンク
・楽天
2020年春より楽天が4社目のキャリアとなりました。
仮想移動体通信事業者
ではMVNOですが(Mobile Virtual Network Operator)
仮想、つまりバーチャルという単語が加わります。
MVNOとはMNO(つまりキャリアですね)
キャリアから回線を借り受けてサービスを提供している業者となります。
仮想移動体通信事業者となりますよ。
回線を借り受けていますから基地局の管理や
アンテナのメンテナンスにコストがかからないので
その分安い料金でスマホを提供することができるわけです。
MNOには接続料を支払うシステムとなっていますよ。
(まぁ家賃のようなものですが)
MVNOの状況として
当初はNTTドコモのMVNOが最も多かったですが
最近ではauおよびソフトバンクのMVNOも増えてはきています。
業者によっては3社対応の格安SIMを販売しているところもあって
ユーザーには選択肢が増えている状況となっていますね。
ひとつ補足してくとワイモバイルは厳密にはMVNOではなく
ソフトバンクのサブブランドという位置づけになります。
UQモバイルもUQコミュニケーションズが運営していますが
2020年10月よりKDDIの運営となりますからサブブランドですね。
楽天モバイルは現在基地局を増やしているところですが
楽天エリア以外ではauの回線を借り受けてサービスを行っています。
全国的に普及するのは2022年くらいになるんじゃないでしょうかね。
MVNOに乗り換える方法は
あなたがスマホ代節約のためにキャリアから
格安スマホに乗り換えるときの手順としては
電話番号そのまま引き継ぐならMNP予約番号を取得します。
取得した予約番号を契約したい格安SIM業者に
伝えて手続きをするようになります。
申し込み自体は各社WEBから簡単にできるようになっていますね。
まとめ
MVNOとは仮想移動体通信事業者
NTTドコモ/au/ソフトバンクのキャリアから
回線を借り受けてサービスを提供している業者のことを指します。
回線を借りているから基地局の管理にコストがかからず
その分安い料金でスマホが提供できるというわけですね。